回復期リハビリテーション病棟に入院する大腿骨近位部骨折患者を対象とした研究成果が、国際学術誌に掲載されました!

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大学院修士課程リハビリテーション栄養コースを修了した前川健一郎さんの論文がArchives of Physical Medicine and Rehabilitationに掲載されました!!

 

本研究は,回復期リハビリテーション病棟に入院する大腿骨近位部骨折患者を対象とした研究です。

本研究は、入院中の身体活動が退院時の嚥下機能にどのように関連するかを検討した多施設共同前向き観察研究です。高齢の大腿骨近位部骨折患者では、嚥下障害が誤嚥性肺炎や低栄養、死亡率の増加につながることが知られており、臨床的にも重要なテーマです。

研究のポイント

入院中の身体活動時間(立位・移乗・ADLを含む)は、退院時の嚥下機能と有意に関連

一方で、歩数のみでは嚥下機能との有意な関連は認められませんでした

「歩く量」だけでなく、日常生活を含めた活動時間の確保が嚥下機能の維持・改善に重要である可能性が示唆されました

本研究では、回復期リハビリテーション病棟に入院した65歳以上の大腿骨近位部骨折術後患者148名を対象に、3軸加速度センサー付き活動量計を用いて身体活動を客観的に評価し、退院時の嚥下機能(RSST)との関連を解析しました。その結果、活動時間が嚥下機能を予測する有用な指標となる可能性が明らかになりました。

 

リハビリテーション栄養コース:https://www.nuhw-pt.jp/rehabilitation_nutrition.html

リハビリテーション栄養コースは、臨床現場に従事しながら、国際水準の研究力を体系的に身につけることを目的とした大学院教育プログラムです。リハビリテーション・栄養・研究を横断的に学び、臨床課題を国際誌論文として発信できる人材育成を特徴としています。