【大学院生の活躍】笠原一希さん(理学療法学科18期生,修士課程2年,バイオメカニクスLab所属,運動機能医科学研究所)が行った研究論文が,国際誌『Biology of Sport』に採択されました!!(2023.07.07)

笠原一希さん(理学療法学科18期生,修士課程2年,バイオメカニクスLab所属,運動機能医科学研究所),村上優太さん(理学療法学科18期生,修士課程2年,バイオメカニクスLab所属,運動機能医科学研究所)吉田麗玖さん(理学療法学科17期生),小泉亮馬さん(理学療法学科19期生),佐藤成さん(理学療法学科15期生),中村雅俊先生(西九州大学リハビリテーション学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)が行った研究論文が,国際誌『Biology of Sport』に採択されました!!

研究の概要:
近年,スポーツ領域やリハビリテーション現場において,Foam Rolling介入が注目を集めています.Foam Rollingには,振動機能が搭載されたVibration Foam Rollingもあります.これまで我々の研究室では,Foam RollingとVibration Foam Rollingにおいて関節の動く範囲である関節可動域が増加することや筋の硬さを示す指標である筋硬度が低下することがわかりました(Nakamura et al. JSSM. 2022, Kasahara et al. JSSM. 2022).さらに,Vibration Foam RollingはFoam Rollingと比較して,それらの効果が大きいことが示唆されています(Nakamura et al. JSCR. 2022).しかし,これまで以上にスポーツ領域やリハビリテーション現場に応用するためには,短時間介入による効果を検討する必要があります.そこで本研究は,30秒のFoam RollingとVibration Foam Rollingの即時効果と持続効果を検討しました.結果として,短時間のFoam RollingとVibration Foam Rollingは,どちらも介入15分後までの有意なROM増加,筋硬度の低下に有効であることがわかりました.本研究結果から,30秒でのFoam RollingおよびVibration Foam Rollingによってwarm-up効果は得られることがわかりました.しかし必ずしもVibration機能は必要ないことが示唆されました.

笠原さんからのコメント:
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 本研究結果から,30秒のFoam Rolling,Vibration Foam Rollingによってもwarm-up効果が得られることが明らかとなりました.時間に制限のある臨床現場やスポーツ現場に応用していただけたらと思います.
本研究に関して,ストレッチの研究において世界的権威である中村雅俊先生をはじめ,カナダのDavid G Behm先生,オーストリアのAndreas Konrad先生,イタリアのEwan Thomas先生にもご指導をいただきました.とても興味深い内容となっているので,ぜひ目を通してみてください.

本研究のポイント:
1.即時効果および持続効果を検討した点
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Foam RollingおよびVibration Foam Rollingによって交互作用は認められなかったが,膝関節屈曲ROMおよび筋硬度は介入直後から有意に変化し,介入15分後まで持続した.

論文情報:
Comparison of acute and prolonged effects of short-term foam rolling and vibration foam rolling on the properties of knee extensors.
Kasahara K, Konrad A, Yoshida R, Murakami Y, Sato S, Koizumi R, Thomas E, Behm D, Nakamura M.
Biology of Sport.

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