理学療法学科4年生の小林雄太さん(Pain Lab)が2024年度鍼灸師国家試験に合格しました!

理学療法学科4年生の小林雄太さん(Pain Lab)が2024年度鍼灸師国家試験に合格しました!

本学には,理学療法士を目指しながら,鍼灸師を目指すことができるダブルスクール制度があります.

ダブルスクール制度を利用しながら,理学療法学科在学中に鍼灸師国家試験に合格したのは本学では小林さんが初めてです!

小林さんからのコメント

入学当初の目標の1つであった「理学療法学科3年次で鍼灸師国家試験合格」を達成することができました。先生方はもちろんのこと、応援してくれた同級生のみんなのおかげです。また、理学療法士と鍼灸師を同時に目指せるWライセンス制度・学費優遇制度があるのは、僕が知る限り、日本で新潟医療福祉大学だけですので、このような制度を作って頂いた関係者の方にも感謝しています。

この3年間は昼間に大学で理学療法を学び、夜は専門学校で鍼灸を学ぶという生活のため勉強量は多かったですが、友達と出かけて息抜きしたり、一緒に勉強し病院実習や将来の事について話したり、応援してくれたり、そういう同級生や先生のおかげで自分のモチベーションを維持することができました。みんなのおかげで合格できたなと改めて思っています。

大学での4年間は長いようで短いだろうなと思っていたので、その時間をどう過ごそうか入学前に色々考えていました。自分はそのうちの3年間の軸の1つをWスクールにしましたが、忙しくも楽しく充実した時間にする事ができ、本当に良かったと思っています。

次は1年後の理学療法士の国家資格合格を目指して頑張りたいと思います。

 

ダブルライセンス取得を目指す理由

入学前に理学療法について調べていると、アメリカの理学療法士は鍼治療(Dry needling)を行う事ができ、その需要はどんどん高まっていること、また、開業権も持っている事がわかりました。一方、日本の理学療法士は病院やクリニック、スポーツ現場で活躍していますが、鍼治療を行う事はできず、開業権も持っていない事もわかりました。

アメリカのリハビリや理学療法業界で需要がある治療法や開業がなぜ日本の理学療法士は行うことができないのだろう、逆にそれを日本で行える理学療法士になれば自分の強みになるかもしれない。そう思ったのがWライセンス(理学療法士×鍼灸師)を目指したきっかけです。

ダブルライセンス取得を目指すにあたっての意気込み

次は1年後の理学療法士の国家資格にも合格し、4年間でのWライセンス(理学療法士×鍼灸師)取得を必ず達成したいと思います。ただ、それは大前提だと今では思うようになりました。この3年間で理学療法と鍼灸を学ばせてもらい、4年間では一人前の理学療法士・鍼灸師になれないなという実感を持ったからです。

国家資格を取得することは自動車の運転免許のようなもので、取得してからが本番だと思っています。そのため、この1年は国家資格の勉強、病院実習、卒業研究について、卒業後の自分の土台になるように取り組んでいきたいと思っています