★ 第47回日本微小循環学会総会で運動生理Labの教員と大学院生が発表し,5名が学会奨励賞候補演題に選出されました‼(2022.03.19-20)

3月19日から3月20日にオンラインで開催された,第47回日本微小循環学会総会にて,運動生理lab教員3名(椿淳裕教授,堀田一樹講師,田宮創助教),運動生理lab大学院生3名(クタンニさん,一杉直樹さん,高見澤怜さん)が発表を行い,うち5名が学会奨励賞候補演題に選出されました.
本学会は,世界中から医師や研究者が集まり,生体内外の微小循環における最新知見を発表する場となっています.惜しくも受賞はなりませんでしたが,皆さん堂々とした発表であり,大変貴重な経験となりました.

発表演題は以下となります.
• 椿淳裕教授:Acute hypotension induced by thigh cuff release and cerebral oxygenation changes.
• 堀田一樹講師:Effect of Sepsis on Microvascular Oxygen Pressure in Rat Diaphragm.(学会奨励賞候補演題)
• 田宮創助教:Short term Effects of the sodium glucose transporter (SGLT) -2 inhibitor Dapagliflozin on hemorheology in type 2 diabetes. (学会奨励賞候補演題)
• クタンニさん:Cortical oxygenation changes of high-intensity interval exercise versus moderate-intensity continuous exercise.(学会奨励賞候補演題)
• 高見澤怜さん:Transcapillary PO2 gradients in contracting muscles of diabetes. (学会奨励賞候補演題)
• 一杉直樹さん:Skeletal muscle interstitial oxygen partial pressure from rest to contractions in the rat cecal ligation and puncture model. (学会奨励賞候補演題)

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学会奨励賞候補に選出された大学院生
左:一杉直樹くん 中央:クタンニさん 右:高見澤怜くん

大学院生からのコメント:
一杉直樹くん
敗血症は5人に1人が亡くなる重篤な病態でありますが,年々死亡率は減少しており,リハビリテーションに関する研究が求められております.私たちは,敗血症モデルラットを対象に筋収縮中の骨格筋間質の酸素動態に関する研究をこの度発表させていただきました.学会発表を通じて様々な先生方より賜りましたご意見をさらなる研究に繋げていき,今後とも研究活動に精進を重ねて参ります.最後に,常日頃からご指導いただいております先生方,総会運営に関わられた全ての方々に心より御礼申し上げます.

クタンニさん
この度,日本微小循環学会総会で研究成果を発表させていただきました.高強度インターバル運動と中強度持続運動を用いた異なる運動様式間で脳酸素動態の比較について発表しました.私自身が脳の各領域の酸素動態に対して,どうな運動プロトコルの効果が良いかを思っていた点を研究して,この結果を学会で発表でき,大変嬉しくなりました.また,多くの先生方の発表を聞き,心脳循環の治療など関する最新の知見に触れることができました.今後も研究を続け,頑張りたいと思います.

高見澤怜くん
この度,第47回日本微小循環学会総会で,口述発表をさせていただきました.
通常,運動時に骨格筋への酸素供給は劇的に増加します.糖尿病では週150分以上の運動が推奨されていますが,運動時の酸素供給について十分に理解されておりませんでした.我々は今回の研究で糖尿病では筋収縮時に骨格筋への酸素供給が障害されている可能性を示しました.学会では多くの先生方からご意見や質問をいただき,ディスカッションすることができ嬉しく思います.今後も積極的に学会発表を行い,研究成果を発信していきたいと考えています.