応用理学療法ラボについて
本Labでは、整形外科的疾患に対する理学療法として行われている筋力測定や筋力・バランストレーニングなどの効果検証を行っています。また、日常生活やスポーツ動作の動きについての研究を通して、ヒトの動きに関する研究も行っています。
また、呼吸が苦しいヒトに対して行う呼吸理学療法の効果検証や呼吸に関する機能についての研究や実技の習得として実技練習を行っています。
本Labでは、運動器と呼吸器の両面から理学療法の研究・教育を行っています。整形外科疾患などの運動器に対する理学療法の効果判定や新しい筋力トレーニングやバランストレーニングなどの介入方法の検証を行っております。
また慢性閉塞性肺疾患(COPD)をはじめとする呼吸器疾患に対する新しい呼吸理学療法介入法の検討や臨床現場で行われている治療法の効果の検証を行っております。
応用理学療法ラボの紹介です
筋力測定による筋肉の機能評価
等速性筋力測定装置(BIODEX)を使用して筋力を測定します。足の筋力や腕の筋力など、全身の筋力を測定することが可能な機械を用いることで、筋肉の機能についての研究を行っております。
また、筋電図計を用いることで、筋肉の働きタイミングやその量などの詳細な筋肉の働きや役割についての研究を行っております。
三次元動作解析装置を用いた身体運動の解析
三次元動作解析装置(VICON)を用いて歩行などの日常生活に関係する動作からダッシュやジャンプなどのスポーツ動作の身体運動に関する研究を行っております。
どのような体の動きをしているかの研究やどの関節にどの程度、負担が加わっているのかについても研究も行っています。
呼吸理学療法により呼吸は楽になる?
息苦しさなどに困る患者さんに対する呼吸理学療法の効果検証を行っております。
呼吸理学療法をすることで胸郭の動きが大きくなるのか?呼吸が楽になってくるのか?について研究を行っており、よりより呼吸理学療法の構築を目指しています。胸郭の動きや呼気ガス分析など難しいデータの解釈も先生が丁寧にわかるまで説明してくれます。
応用理学療法ラボの最新情報です
教員の紹介
相馬 俊雄
担当科目:整形外科理学療法学、義肢装具学、総合演習 専門分野:バイオメカニクス、姿勢調節、平衡機能、装具学 研究領域:筋電図・三次元動作解析装置・重心動揺計などを用いた身体運動のバイオメカニクス研究
松本 香好美
担当科目:内部障害理学療法学、地域理学療法学,臨床実習Ⅰ 専門分野:呼吸理学療法 研究領域:呼吸理学療法、呼吸機能