【在学生・大学院生の活躍】第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会の参加報告(2023.7.15-7.16)

 7月15日から7月16日にパシフィコ横浜ノースで開催された,第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会にて,運動生理Labの椿淳裕教授,田宮創助教,馬場啓貴さん(理学療法学科4年生),松橋日和さん(尾山愛広苑,大学院修了生)が講演や演題発表を行いました.
 当日は,心臓リハビリテーションに関わる多くの先生が参加される中で,皆さん堂々とした発表であり,大変貴重な経験となりました.
 また,同日には運動生理LabのOB・OG会も開催されました! 19期生までの卒業生や在学生が総勢29名集まり,近況報告やこれからのビジョンなどを熱く語り合い,交流を図りました.

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左:馬場啓貴さん,右:松橋日和さん

発表した演題は以下通りです.

• 馬場啓貴さん(理学療法学科4年生):反復する急性の血圧低下がもたらす内頸動脈血流量の変化 (筆頭演者)
• 松橋日和さん(尾山愛広苑,大学院修了生):音楽テンポの同調による脳酸素化動態への影響 (筆頭演者)
• 田宮創助教:
・長時間の座位が健常若年者の腓腹筋の微小血管機能に及ぼす影響 (筆頭演者)
・透析運動療法における神経筋電気刺激の有用性 (共同演者)
・知って得する心臓リハビリに必要なフットケア (教育基礎講座座長)
• 椿淳裕教授
・骨格筋の微小循環障害と理学療法 (共同演者)
・心大血管外科手術後患者の心肺運動負荷試験における前頭前野での酸素化ヘモグロビン変化 (共同演者)
・急性期心不全患者における初回離床時の局所脳酸素飽和度と転帰の予備的検討 (共同演者)
・慢性腎臓病患者に対するリハビリテーション (教育基礎講座共同演者)
・循環器疾患の脳と運動療法で期待される効果 (教育基礎講座講師)

馬場啓貴さんからのコメント
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急激な血圧低下は意識レベルの低下を引き起こしますが,その際に,内頸動脈の血流量変化を捉えた研究はありません.本研究では,急激な血圧低下を繰り返すことが,内頚動脈の血流量に与える影響を明らかにしました.
全国学会での発表は緊張しましたが,他大学や臨床にお勤めの先生方からご質問をいただき,貴重な経験ができました.今回の発表で満足することなく,より臨床に還元できる研究活動を行っていきます.これからも,積極的に学会参加や研究報告活動に取り組んでいきます!

松橋日和さんからのコメント:
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WHOは,世界の4人に1人が運動不足であることを報告しており,継続した有酸素運動が推奨されています. 運動中の音楽聴取はポジティブな感情を誘発し,運動に対するモチベーションが向上し,運動の継続に繋がると考えられます.音楽のテンポと運動のテンポが同調する感覚運動同期が生じる際には,左右前頭前野や補足運動野が関与することが報告されています.しかし,先行研究では指先のタッピング等の微細な運動による報告が多く,有酸素運動中の感覚運動同期による,前頭前野と補足運動野の賦活は明らかになっていません.そこで音楽のテンポと自転車エルゴメータによる有酸素運動のテンポを一致させた際の左右前頭前野と補足運動野の関与について報告させていただきました.

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