【大学院生の活躍】今井遼太さん(理学療法学分野修士課程修了生,魚沼基幹病院)が第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会で発表した演題が優秀賞を受賞しました‼(2023.07.27)

7月15日から7月16日にパシフィコ横浜ノースで,第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会が開催されました.今井遼太さん(理学療法学分野修士課程修了生,魚沼基幹病院)が研究成果を発信し,優秀賞を受賞しました‼
この研究は,修士課程でのテーマをもとに継続している,早期離床におけるリスク管理に新たな視点をもたらす臨床研究です.

発表者名:
今井遼太,阿部貴文,山口征吾,木村新平,若杉崇幸,田中和世,椿淳裕
演題タイトル:
急性期心不全患者における初回離床時の局所脳酸素飽和度と転帰の予備的検討

コメント:
本演題は一般演題「非運動療法・新たな介入法・ニューテクノロジー」の口演セッションにて発表させていただき,優秀賞を受賞することができました.
近年,心不全患者においても可及的早期からリハビリテーションが開始されますが,離床時には,一般的なバイタルサインを用いた基準により実施され,脳に関する客観的な情報を得ることはできておらず,転帰への影響も調査されていませんでした.本研究は予備的調査ではありますが,近赤外分光法(NIRS)を用いて測定される局所脳酸素飽和度が一般的なバイタルサインの変化とは異なり,転帰に影響する可能性があることを示唆しました.引き続き離床時のリスク管理として脳循環を客観的にモニタリングする必要性について,研究を進めていければと考えています.
今回の受賞はご指導いただいた椿先生,魚沼基幹病院のスタッフの皆様のお力添えがあってこその成果です.心より感謝申し上げます.

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