【社会貢献】2月15日、新潟県上越地区(富山県寄り)の糸魚川市大和川西区集会所にて、地域の住民の方々を対象に年に1回の体力測定を実施しました‼(2023.02.21)

2月15日、新潟県上越地区(富山県寄り)の糸魚川市大和川西区集会所にて、地域の住民の方々を対象に、本学理学療法学科学生9名・教職員と糸魚川市福祉事務所の保健師の方々で、年に1回の体力測定を実施しました。新潟県と本学との連携事業の実施市町村の1つとして、2018年から行っています。新型コロナ感染症にも気を付けながら、毎年度休まず、今回が5回目でした。大和川西区は海岸沿いにあり、連携事業が始まる少し前から、リーダーの方が近所の皆さんに呼びかけて、週に1回集まって、お互いの元気な様子を確認し、一緒に体操を行ったり、保健師さんに依頼して講演会を開いたり、地域の行事に参加するといったことを続けています。このような住民主体の地域の取り組みは「通いの場」とも呼ばれています。
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 1週間前の集まりでは、本学の教員2名で認知機能検査と体組成測定も行い、その結果をお渡しするのも兼ねて、3年生の学生を引率して体力測定を行いました。TUG(椅子から立って3 m前の目印を回って戻ってきて椅子に腰かける身体機能を総合的に評価する検査)、握力測定や30秒間に椅子から何回立ち上がれるかで主に脚の筋力を評価する検査、パタカテスト(5秒間で「パ」「タ」「カ」をそれぞれ何回連続していえるかで口腔機能を評価する検査)、60秒間の片足立ち(バランス能力の評価)を実施しました。
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 通いの場での体力測定には、主に応用理学療法Labの学生が参加してくれています。学生が通いの場に関わることは、学生にとって高齢者との交流の機会を増やすことにもつながります。病院や診療所での臨床実習とは違う雰囲気で、楽しい会話ができたようです。通いの場の参加者の皆さんにとっても、若い学生たちとの交流は、とても刺激になっていて、大変喜ばれています。
 体力測定の際は転倒を予防するなど安全への配慮が第一ですが、今回も無事に、楽しく実施することができました。また来年度も、続けて行きます。

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