教員研究紹介

様々な計測機器を用いて、ヒトの運動・感覚・姿勢制御などに関する研究に取り組んでいます。
大きく分けると3つの研究テーマがあります。

  • ① リハビリテーションに用いる介入手法(随意運動、他動運動、触覚刺激、電気刺激、経頭蓋電気刺激など)が皮質脊髄路の興奮性にどのような影響を及ぼすか検討すること
  • ② 近年注目を集めている経頭蓋電気刺激が、脳機能(運動野興奮性、運動学習、姿勢制御、感覚の鋭敏性など)にどのような影響を及ぼすか検討すること
  • ③ 運動や感覚に関する情報が、脳の中でどのように情報処理されているかを、興奮性および抑制性の観点から詳細に検討すること

最近の研究テーマには以下のようなものがあります。

  • ① 正中神経刺激に対する脳活動が、先行する刺激によってどのような抑制を受けるか(Onishi et al., 2016)
  • ② 体幹トレーニングの筋電図学的解析(Masaki et al., 2015)
  • ③ 自分の手以外の手が自分のものだと感じているときの一次体性感覚野興奮性の変化(Otsuru et al., 2014)
  • ④ 小脳に対する経頭蓋直流電気刺激が立位姿勢制御に及ぼす影響(Inukai et al., 2016)
  • ⑤ 末梢への電気刺激が、皮質脊髄路興奮性に及ぼす影響(Saito et al., 2015)
  • ⑥ 一次体性感覚野に対する経頭蓋直流電気刺激が、短潜時求心性抑制(感覚野から運動野に対する抑制)に及ぼす影響(Kojima et al., 2015)
  • ⑦ 随意運動の種類が運動後抑制(運動した後に運動野の興奮性が抑制される現象)に及ぼす影響(Miyaguchi et al., 2016)