2008年8月20日~29日までの10日間,理学療法学科 海外研修が行われました.

今回の海外研修には,4年生3名,3年生1名,引率教員2名が参加し,オーストラリアのパースとアデレードの2都市を訪問しました.

パースには4日間滞在し,「第6回理学療法科学学会国際大会」に伴い開催された,徒手的理学療法ワークショップ(講習会)に参加しました.

ワークショップでは徒手的理学療法の分野の1つであるマリガン・コンセプトの内容についてToby Hall氏とKim Robinson氏を講師に2日間の講義と実技が行われました.
学生にとって臨床に即した実技講習会は初めての体験で,また,通訳があるものの英語による講義でしたので,最初は戸惑っていました.しかし講師の先生の気さくな雰囲気に和まされ,一緒に参加していた理学療法士の方々とも話をするようになるにつれ,最後には慣れない英語で一生懸命質問をするようになり,日本では感じることのできない緊張感と充実感を得ることができました.

また,第6回理学療法科学学会国際大会ではオーストラリアの理学療法士の方による講演や研究発表がありました.ここでは,本学理学療法学科の粟生田博子先生が研究発表を行いました.学会はすべて英語で通訳もなかったため,学生はかなり苦労していましたが,ワークショップの参加者が学会にも多く参加していたこともあり,学会後の懇親会では大いに盛り上がりました.

その後アデレードへと移動し,4日間滞在しました.ここでは,スポーツクリニックでの大学院生の実習見学や現地のクリニックを訪問させていただきました.さらに,神経モビライゼーションの権威である David Butler氏とお会いすることができ, University of South Australiaで行われている理学療法学科の大学院講義を聴講することができました.

現地では学生が主体となって各スケジュールを積極的にこなし,有意義な10日間を過ごすことが出来ました.今後卒業して臨床現場を目指す4年生,さらに学内での勉強に励む3年生にとって新たな刺激が加わりました.
理学療法学科では,このような貴重な経験をもとに,教員・学生とも学内外での研鑽を深め,理学療法の発展に寄与できるよう努力をしていきたいと思います.