98日から6日間,2年生の運動学実習が集中で実施されました.

運動学実習は,理学療法学科と作業療法学科の合同授業であり,教員もPT学科とOT学科から動員されて実施されます.実習内容は,(1)関節トルクと関節角度との関係,(2)動作分析(VICON),(3)動作筋電図,(4)反応時間,(5)臨床動作分析(目でみる動作分析),(6)高次脳機能の6課題です.

学生は45名で1グループを構成して,各課題を朝9時から夕方6時まで行います.一つの課題を一日で終了するため,集中して課題を遂行することができます.写真は,筋電図の実習場面です.

筋電図の実習では,各班で筋電図を計測したい動作と被験筋を自由に設定して仮説を立てます.その後,実際に筋電図を導出・解析して,得られた筋電図から動作を理解するという流れになっています.学生は,仮説通りの結果であったか否かを確認します.多くの場合,仮説通りでない結果になるため,何故仮説通りにならなかったかをグループで検討して考察し,レポートにまとめます.

筋電図を記録すること自体が目的ではなく,筋電図を通して各種動作を理解することと,短縮性収縮や伸張性収縮,筋の長さと筋活動との関係を実際に目で見て感じてもらうことを目的としています.

 また,筋電図課題や動作分析課題では,3年生や4年生,大学院生が実習の補助に入り,1グループに1名の先輩が張り付いて2年生を指導するような仕組みにしています.教える側の学生も事前に何日もかけて練習して実習補助に挑んでいるため,それなりに気合いが入っています.後輩から聞かれてわからないこともあり,悪戦苦闘しながら指導しており,両者にとってプラスの効果があるように感じます.